Poser Pro 2014 + Vue 2014でモーションブラーする方法解った!
モーションブラー

苦節4年、ようやく、ようやく解った。
というか、スッカリ忘れてた。

「Poser8以降、Poser Pro 2010以降のpz3ファイル」
  をVueに持ち込んだ際、
「モーションブラーが効かなかった」り、
「フレームレート変更時にスムーズなフレーム水増しが出来なかった」り・・・

を完全に解決する方法がようやく解ったのでメモ。

Vueでモーションブラーさせる為のPoser設定

  1. pz3ファイル、ジオメトリ、テクスチャの「ファイル名」および「パス」に日本語名を使わない
  2. (重要) Poser の「床表示」にPoser7以前のようなワイヤーフレームを利用する 
  3. Poser8/Poser Pro2010以降の新機能を使わないようにする
    (未検証。どの機能でモーションブラーが効かなくなるか試していない)
    (多分、殆どの機能は使っても大丈夫)

この3点に気を付けておけば、pz3ファイルをVueに持ち込んでもキチンとモーションブラーが作動する。

 

 

最近のPoserの「どの機能」が邪魔してモーションブラーが出来ないんだよ!ヽ(`Д´)ノウワァァァン ってなっていましたが、まさか床の表示方法が原因だったなんて。。。
灯台下暗しとはこの事です('Α`)・・・・。

VueユーザーはPoserのデフォルトシーンを変更しておこう。

Poserの床をワイヤーフレーム状態にして、ライトや影の表示設定をPoser7の頃の状態に戻し、Poserの起動時の設定に登録しておけばラクです。

具体的に云うと*.pz3ファイルの以下の項目を書き換えます。
設定例
▲設定例
prop GROUNDの項目の
    storageOffset 0 0 0
    objFileGeom 0 0 :Runtime:Geometries:props:ground.obz
この2行を消してしまえば、pz3ファイルをVueに持ち込んだ際の「モーションブラーやフレーム水増し」が可能になりました。

ダウンロード(poser7の初期設定ファイル)
このpz3ファイルを開き、Poser起動時の初期状態にしとけばラクチンです。

Poser Pro 2014 の床表示初期状態ファイル
▲元に戻したくなったら、このファイルから起動して下さい。

 

実は、全部知ってた

実はコレ、Poser8&Vue8時代に解決した内容と全く同じ手法でした。
でも、「Poser の床表示にPoser7以前のようなワイヤーフレームを利用する」という手法は、その後なぜか頭からスッポリ抜け落ちてしまってました。

そういえば当時、アチコチのフォーラムでこの手法は紹介されていましたねえ。。。私はその頃3DCGツールを殆ど弄れない状態だったので、当時のPC環境でこの設定を施した際、「これは重要なTipsである」という認識を持っていませんでした。

当時はまだVueユーザーも多く、情報も入手しやすかった事もあり、油断していたのだと思います。。。(遠い目)