Poser7と他の3DCGソフトの連携の話の3回目であるが、実質1回目の話 の続き。

今回は、Poser7の新機能「アニメーションレイヤー」を使用した場合、他の「Poser6には対応しているが、Poser7に対応していない3DCGソフト」 ではどうなるか?と云う検証です。

注意:以下使用したフィギュアは、Poser7にてpz3データを作成していますが、cr2データはPoser6のRuntime内に保存されたものです。Poser7で作成したデータをVue5、Carrara5.1、Shade8.5 等にインポートした場合は、Poser6のRuntime内のデータを使用するようにしましょう。

Poser7で、アニメーションファイルを作成する。

まずはPoser7の新機能を使って動画を作成します。
レイヤーアニメーション
▲アニメーションレイヤーを使用して、上記のようなサンプルを作りました。
動画サンプル:448kb

あくまで検証サンプルなので、動きもフィギュアも手抜きしまくり。

それぞれのアプリケーションにインポートしてみる。

手持ちのVue5inf、Carrara5.1std、Shade8.5.2に、それぞれのインポート機能を使ってインポート。その際に特殊な操作は全く行っていません。

比較動画
▲(動画サンプル:1.3mb
注:やや重めの動画になったので、1/2スロー再生にしました。もちろんPoser6経由の呼び出しです。

意外や意外。CarraraのNativeImporter以外は、Poser7のアニメーションレイヤーの合成した結果をキチンと再現してくれています。

未確認ですが、この分だとトークデザイナーもPoser6経由で他アプリにインポートしても大丈夫な気がします。基本モーフファイルで変形させているだけなはずなので。。。。

ここまでのまとめ

  1. Poser7のRuntime内からのデータの呼び出しは出来ない。
  2. 元々だけど、Shade8.5はPoserの重たいデータの使用は無理と考える。
  3. モーフィングツールは正確に反映される。
  4. アニメーションレイヤーも正確に反映される

次回、トークデザイナーを実験予定。