Windows8.1にPoser7をインストールしてテストしています。そこで色々ハマっているのでメモ。ちなみに、Windows8.1 プレビュー版をVMware上にインストールして試用している段階です。

私はVue、Poser共に最新版を持っていますが、PoserデータをVueに取り込む場合、Poser6~7を利用しなければ、Vue内のモーションブラーが正しく作動しない現象が未だに解消できず、今でもPoser6とPoser7を手放す事ができません(^_^;

 

まあ、そんな感じで、Windows8.1に本格移行した時の事を考え、Poser7が最新のOSでどの程度安定して作動するか、をテストしてみました。

まえおき

DirectXランタイムはインストール済み。Windows8の場合、これインストールしていないと動かないソフトは結構多い。

問題1: ドラッグ操作が超絶つかいにくい。

ぐりんぐりん
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カメラの角度を30~60度くらい動かそうとすると、(途中からアクセラレータが暴発するような感じで)3~10回転くらいしてしまう。

  • VMwareやゲストOS内のマウス設定を色々見直すけども解決しない。
  • VMware上のWindows7にPoser7をインストールしても、同様の症状が発生する。Windows8.1の問題ではなく、VMwareとPoserの問題、もしくは利用しているマウス(Microsoftの無線マウス)の問題っぽい。

 

問題2: ドラッグ操作でPoserの非アクティブ化

これはVistaの頃から発生していた問題。
カメラ操作などでマウスをドラッグしていると、いきなりPoserの画面が非アクティブ化して、裏で立ち上げているソフトがアクティブ化しちゃう謎の現象。
(この件を以前に書いたページ:64bit版Windows7でVue、Poser)

  • Windows8を使っても、この問題は発生する。
  • 「この現象の犯人はメトロ」と思っていたが、違うっぽい
    Poser7のGUIは、WDDM自体と相性が悪いのかなあ・・・(^_^;
  • Win7と比較すると、発生頻度は減っている・・・気がするが、[問題1]のドラッグがおかしい事もあり、実際に利用する場合は、大差ないかもしれない。

 

問題3: OpenGLの仕様が違う・・・?

インストール時に以下の警告が出た
Windows8のOpenGL
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どうやらOpenGLが満足に作動していない模様。
Windows8や8.1にPoser7をインストールした際、上記のメッセージが出た。

  • とりあえず、軽く操作した感じではエラーは出ない。正常に操作できる。
    しかし描画が重い。
  • VMware上のWindows7にインストールした際には、この警告は出ない。
    そして、Win 8/8.1上のPoser7より、Win7上のPoser7の方がはるかに軽く作動する。
  • Win8とWin8.1を比較すると、Win8.1の方が3~4倍重い。
    (VMwareとWin8.1の相性が悪い事が原因だと思っている)
  • 重いとは言え、2004年頃からPoserを使っている私にとっては、十分許容範囲の重さ。なんとかなるだろう。
  • VBとかVisual C++とかの古いライブラリをインストールすれば解決する問題のような気もする。
    もしくは、ビデオカードのドライバの問題。今回の場合は、VMwareを最新のバージョンに更新すれば解決するかもしれない。
    (現時点ではこれを優先して解決しようとは思わないので、検証は後回し)

 

昨年Windows8をさわった時は「うわっ。コレは無いわあ。Win8はスルー決定だわあ・・・」と思っていたのですが、8.1はそれほど拒絶反応は起きません。

「次にOSをクリーンインストールする時は、Windows8.1を選択肢に入れても良いかなあ」てな気持ちになっていたのですが・・・ちょっと微妙な結果が出てしまいました(^_^;

10月に配布されるWindows8.1 Enterprise 評価版を入手して、VMwareではなく実機にインストールしてみて、それから判断するしかなさそうです。。。