さて、いよいよ動画を使った実験。
残念ながら、まだ役立つ情報には程遠く、後述する小技紹介の為の 前振り程度のお話ある。

ここに書いてあるのは、私が動画を作るにあたって、
「最適なレンダリング設定を模索した結果のお話」
をする為の「序章」になるのだ。

サンプルを用意する

動画を作るのに最適なレンダリング結果を探す為、まずはCG動画に特有のテクスチャのチラツキを軽減する設定を探してみよう。

まずは今回の動画サンプル(ダウン ロード
Vue動画サンプル
大気:海辺の空、無限遠光1個追加(大気設定:標準)
オブジェクト:地形4個、桜の木1本
設定マテリアル:欠 けた石を質感合成で重ねたもの、草の生えた岩、草

ほぼプリセットで用意された物を使用して5分程度で作れるような簡単な物である。
この絵を5秒間のアニメーションにして比較してみよう。

実験はどれも 30FPS、レンダリング時HuffYUVで保存し、
アップ用にH264-MP4、Q値21でエンコードしている。
もっと画質を上げたいのだがアップ用にと考えるとこの辺が上 限である。
(2007.2.16 XvidーAviからH264-MP4に変更)

まずはVueレンダラにプリセットで用意されているレンダリング設定でレンダリング。

 プ レビュー5分14秒
 ファ イナル17分29秒
 ブ ロードキャスト32分23秒
▲動画サンプル
上から順に、プレビュー、最終レンダリング(以下ファイナル)、ブロードキャストでレンダリングしてある。一言感想を付けてみると、

ってゆーか こんだけ時間掛けてんだからもっとキレイにレンダリングして欲しい(;´ω`)
ってな感想を私は持ってしまうのですがどうでしょう?

今回は「ファイナ ル」「ブロードキャスト」あたりの画質を目安に、同程度の結果で 時間を節約できる方法を模索した結果である。

ちなみに「もっとキレイにレンダリングしたい」って方は残念ながら設定を上げて膨大な時間をレンダリングに費やすしかない。が、ココに 書いてある事を参考にすれば必要最小限に時間を節約できると思う。

動画にすると、Vueのレンダ画像ってボケてない?

# 静止画でレンダリングした時に比べて何だかボケてない?ってな感想を持った方、鋭い!
#というかヘビーなVueユーザーの方なら既知のお話ですよね。解決策も各々編み出されて
#いると思います。この話題もまた後日アップします

Vueのレンダリング設定を調整し、キレイな動画を作る設定を模索する

▼以下模索結果の一部
記号の説明 以下の文章で(D)とか(E)と表記しているのはVue のレンダリングを考えるグローバルイルミネーション編1で説 明したこの図を元にしている。(F) は最終レンダリングパスを最適化のon,offである(その 他は初期値から変更していない)


サ ンプル1設定:256X192、(D)2x2、(E)10、(F)on、10分18秒
サ ンプル2設定:256X192、(D)2X2、(E)50、(F)on、12分21秒
サ ンプル3設定:256X192、(D)2x2、(E)90、(F)on、14分47秒
サ ンプル4設定:256X192、(D)2X2、(E)50、(F)off、17分53秒
(※)サブレイ値(D)は、1X1と2X2で全く同じデータが出来る。サブレイの値は最小は
     2である。何度も検証してたのに今日まで気が付かなかった(汗
     2008/01/24追記:サブレイ値(D)1X1と2X2では違う絵が出来ます。
     Vue6~Vue6.5のドコかで改善された模様。

上記あたりは「設定:ファイナル」の代用になるだろう。ちなみに「設定:ファイナル」は(D)3X9、(E)40に相当する。(F)「最終レンダリングパスを最適化」は、影になる部分を 簡略化してレンダリングするので、今回のような「影が少ない場面」でのレンダリングは画質が落ちた様に感じない。スピードアップにはとても役立つ。ま た後日 別にページを割いて記載するが、自然風景で動画を作る場合、Vueのレンダリングエンジンは この辺りの低設定では違いは現れない場合が多い。

このページの動画をまとめて比較したい方はコチラ(注:重いです!)
(おわり)

(おまけ)
おまけと言うより 過去の遺物になるのだが、Xvid(Q値3)も残しておく。
H264(Q値21)と容量はほぼ同じになるので、画質を比較してみて欲しい。コーデック選びに悩んでいる人には良い参考になると思うので。
 プレビュー ファイナル ブロードキャスト
 サンプル1 サンプル2 サンプル3