植生のテクスチャを簡略化してみる３

前回エントリの続き。
簡略化した植生テクスチャは、Vue5でも有効なのか検証。

■まとめ
Vue5ｔｐVue6の植生システムはかなり違う模様。
植生の精度というか、造形はVue5の方が美しい気がする。（好みの問題だろうけど）
簡易テクスチャ適用は、Vue5の場合も遠影のみ有効なカンジで、近影の場合は高速化より、テクスチャ簡略化の弊害の方が大きい。


■検証データ
使用するアルファマップ
　・夏の桜（プリセット）
　・ 8px X  8px 白黒2色BMP→  
　・64px X 64px 白黒2色BMP→  
　・64px x 64px グレースケール→



■Vue5の場合（単品）／レンダリング品質：ファイナル

レンダリング時間　通常／1分22秒


レンダリング時間　簡略テクスチャ8X8／1分16秒（6秒短縮）


レンダリング時間　簡略テクスチャ64X64／1分23秒（1秒増加）


トランスマップの補完をバイリニアに変更したらおかしな事に。
レンダ時間　1分55秒


64x64　グレースケールのトランスマップでも表示はおかしい。
レンダ時間　1分56秒



■Vue5の場合（エコシステム使用）／レンダリング品質：ファイナル

レンダリング時間　通常／1分19秒


レンダリング時間　簡略テクスチャ8X8／1分01秒（18秒短縮）
近影はかなり粗いが、遠影は気にならない。時間もかなり短縮できる。
遠影、アニメーションはコレが結構有用っぽい。


レンダリング時間　簡略テクスチャ64X64／1分24秒(5秒増加)
やはりレンダリング時間が長くなるが、より詳細な植生になっている。