ある程度Poserの操作に慣れてくると、どーしても自分でcr2ファイルの中身を弄りたくなってしまう。
しかし、Poserファイルの中には圧縮されたものが多々あり、一度解凍しないと中身をいじれず、非常に面倒臭い思いをする事が多々ある。

何とか楽してPoserファイルを解凍出来ない物か?
そんな時にRuntime内をぼ~っと眺めていたら、偶然見つけてしまった禁断のスクリプト。

crz、obz、pzz、等々、Poser内の圧縮ファイルを一気に解凍する荒業スクリプトである。
ネット上で話題に登らないだけで、皆さん知っている技だったらゴメンナサイ。
(ちなみに一個づつ解凍するなら7zipが拡張子のリネーム不要で便利です。)

■Python Scriptを呼び出そう
pos204.jpg
ツールバー『Window』から『Python Scripts』を呼び出す。


■スクリプトを登録する
pos205.jpg
Python Scriptsボックスの、空欄をクリックすると、そこに新たにスクリプトを登録できる。

pos202.jpg
目的のスクリプトは、Runtime\Python\poserScripts\Utilityの中にある。

pos201.jpg
なんか怪しい名前のスクリプトが一杯あるフォルダだが、『uncompressPoserFiles』が目的のファイルだ。
コイツを選択し、『開く』を押せば登録出来る。
(『compressPoserFiles』というスクリプトもあり、こちらを選べば全ファイル圧縮できます。)


■解凍スクリプトを実行する。
pos203.jpg
登録したボタンを押し、スクリプトを実行させるとこんなダイアログボックスが登場。
とにかく、Runtime内の圧縮ファイルを全て一気に解凍してくれるらしい。

ちなみに下のチェックボックスをオンにしていると、解凍後、オリジナルの圧縮ファイルは消去される。
あくまで自己責任で行おう。危険な操作だ。

OKを押すと、Runtime内の圧縮ファイルが全て解凍されます。
私の場合、15GBのRuntimeフォルダが解凍後17GBに。倍位に膨れ上がったらどうしようとドキドキしてましたが、意外に圧縮ファイルは少なかったようで、少しの容量アップで済みました。


何かあればスグcr2ファイルの中を覗きたくなる人は、コイツを使って全ファイル解凍しておくのも良いかと思います。
逆にHDDを節約したい人は『compressPoserFiles』で全ファイル圧縮という荒業に出ても面白いかもしれません。責任は持てませんが。