今年の日本シリーズ巨人X西武戦、面白かったねぇ。
今年は全試合が手に汗握る接線で、非常に見ごたえがあったと思います。

ってなカンジで、Poser上で野球を再現してみたくなりました。
アチコチでフリー素材を探すものの、これがなかなか見つからない。
特にポーズデータが。。。

てなコトで、ここ2日ほどピッチングとバッティングのアニメーションデータをシコシコと作成してました。まあまあ良い具合に出来たので、フリーで配布してみます。

▲こんなカンジのバッティング、ピッチングフォームです。左手がややバットに追従していませんが、ソコソコなレベルだと思います。
使ってやって下さい。

ダウンロードファイル DownloadFile

BaseBall_anime_set.zip(105Kb)
フリーです(This is free.) レンダリングした画像は商用、非商用とも可です。
You can use rendering image for commercial or non-commercial.

インストール

階層構造
▲ダウンロードしたファイルを解凍すると、上記のようなディレクトリ構造になってます。
WindowsならそのままRuntimeに上書きでOKです。
Macな方は「Content」タブから「Install from ZIP Archive 」などでお使い下さい。

ファイル構成

Poseファイル
batting-r-30fps.pz2 (右打者 打撃フォーム30FPS)
Batting-r-120fps.pz2 (右打者 打撃フォーム120FPS)
piching-60fps.pz2 (右投手 投球フォーム60FPS)
およびそのpngファイル
Propファイル
metal bat.pp2 (金属バット)
およびそのpngファイル

木製バットはネット上でいくつか発見できましたが、金属バットが見つからなかったので簡単に自作。手抜き制作です。ローポリ&テクスチャは付属していません。
(一応円柱状にマッピングはしてあります)

 

使い方1:バッティングフォーム

M3呼び出し
▲M3、及びアニメーションファイルに同梱のmetal bat.pp2を呼び出します。

インバーキマネティクス
▲インバースキネマティクス(IK)はONでもOFFでもOK

ペアレント
▲金属バットを右手にペアレントしてやります。

バッティング30バッティング120
▲あとは好きなほうのバッティングPoseをあててやればOK。

 

使い方2:ピッチングフォーム

M3呼び出し
▲M3とプリミティブの球体(ローレゾの方)を呼び出し。

大きさ変更
▲球体の大きさは35%程度に変更してやる。

・IKのON・OFFはやはり自由。
・球体は同じく右手にペアレント。

ピッチング
▲あとはPoseデータをM3にあててやればOK。

 

雑感

1.野球モノのフリー素材って、思ったより少ないor見つけにくい事に気が付いた。
Poserやってる人に人気ないんだろうかなぁ('Α`)

2.スポーツもののアニメを作ってみて、まずは腰や足のパーツのモーションを先にある程度付けて、次に腹部、胸部、首のモーション作成。最後に肩~手のモーションを付けると云う作業が一番効率が良い事を改めて認識。

3.バッティングフォームは、
a.左手にバットをペアレント
b.右手にバットをペアレント
c.バットに両手をペアレント(両手のIKをONにしないと出来ない?)
の3通りで作成してみましたが、どれが一番簡単かは 作っている人の癖によりそう。
私の場合、左手にペアレントした場合が一番作りやすい(右バッターの場合)と感じましたが、何故か右手にペアレントしたモノが一番マトモになりました(^_^;

こういうモーションを作ってみると、腰、肩、上腕が想像以上に複雑な動きしてる事が良く解る。モーション付けの勉強にはもってこいかも。

4.バッティングもピッチングも、TVや写真の資料は豊富に見つかる。
が、肩~腕の動きや、足~腰~胸にかけての動きはどのように連動しているかが大切&非常に難しい。実際に自分で動いてみて確認するのがイチバン。
しかし椎間板ヘルニアが完治していないので自分の身体を動かして確認する事がまだ不可能。。。

5.まだチョット手打ちだったり女投げだったりする部分が残っているけど、その辺は今後の課題かな(;´ω`)

 

 最後に

野球フォーム
▲マテリアルをアンビエントのみにしてiPodCM風にしてレンダ(笑)

気に入ったら個人、商用関係なくバシバシ使ってやって下さい。
コイツでムービーを作ったりした方は、公開ページをコメントやトラックバックで一報下さると 物凄く喜びます。