自分の体調のせいもあったり、個人的優先順位が低かったりと、ここへのエントリを後回しにした項目を簡単にまとめる事にした。
まだまだ個人的感想、覚書き的な要素が大きい。
後日、詳しく書こうと思う項目もあれば、そうでないものもある事、了承頂きたい。
■全体的な感想
- Vue5より作動は軽快(メインPC:Mem2Gb、サブPC:Mem512Mb両方とも)
- ただし、メモリ不足の警告はVue5の比では無いほど頻繁に発生。
- メモリ512MbではVue5の方が断然快適。
- 四面図のZoomIn,OutのショートカットのデフォがCtr+右クリドラッグからマウスホイールへ変更。コレすげー楽w
- メモリパージ機能、残りリソース表示機能搭載。やはりメモリを大量に食う為だろう。
メモリパージを行えば重くなったVueは再び軽くなる。
■ダイナミック サブディビジョン
- ポリゴンを擬似的に分割、曲線的に見せる機能。『ポリゴンメッシュ・オプション』内に追加されている。
- ブースト上げるととんでもなく遅くなるが、そこそこ軽くて使える。
個人的には-2.0まで下げても実用範囲内。 - Poserのインポートデータにもちゃんと対応している。
- 板ポリ、チューブ状ポリには効果が無いので注意。
ローポリで髪の毛や服を作る時、キチンと考えて作らないと後でこの機能のお世話になれない。 - カメラからの角度によっては角が丸くレンダリングされない。要調査。
■アルファチャンネルの改良
改良と言うか、Vue5のアルファチャンネルが役立たずだったのだが。
ようやくオブジェクトの透明度がアルファチャンネルに反映されるようになった。
Vue6のレンダ結果。マウス乗せるとアルファチャンネル表示。
Vue5のレンダ結果。マウス乗せるとアルファチャンネル表示。
これで後から別アプリで合成することを前程にVueでシーン作成出来るようになった。
当たり前だが屈折率を1意外にするとアルファチャンネルの効果は無くなる。
■アンビエントオクルージョン(AO)
- Rangeに数値を入力する事で、オブジェクト毎に入力数値分の長さの影を発生させる嘘っこグローバルイルミネーション(GI)。
- 数値の調整でわりとどんなシーンでも対応できそう。
- 現状試した限りではGIより10%~20%早い程度(Indirect Liting Sampling数64~144で計測)
- 10数%高速化の為に最適数値を探しまくると、かえって効率が悪くなりそう。また時間をとって検証したい。