Poserのクロスシミュレーションを使って、桜吹雪や紙吹雪を作ってみようという企画です。
エントリする前にサクっと検索してみたけど、こういう遊びをする人って少ないのね。。。
まずは、解り易く失敗例をアップ。
▲ハラハラ落ちる花びらもあれば、宙に浮かんだままの花びらもあります。
この動画を見れば想像が付くと思うけど、花吹雪を地面に平行に配置していた場合、空気の抵抗をモロに受けて単純かつゆっくりとしか落ちて来ません。
また、花や紙吹雪の大きさにバラつきがあると、舞い散るスピードにかなりの差が出て不自然になります。
と、云う事で。。。。
▲花吹雪は、地面と平行にならないように配置。大きさもある程度揃えます。また、軽く捻りを入れてくるくる舞いやすくします。
あとは、地面と平行なピースが出来ないように花びら100~200枚程度をランダムに配置したOBJファイルを作成します。
(最初はテスト用に10~20枚配置したモノを用意しておくのが無難)
注)ぽざくらぶでwillothewisp33さんが配布されているroll effectの花びらの1枚を加工して使用しています
ちなみに、、、、
▲紙吹雪の大きさをこれくらいで作って。。。
▲この位の数値を適用しました。
実を言うと花吹雪を実物大の小さなピースで作成すると、一つ一つのピースが恐ろしい程に暴れまくって制御が難しいです。
「これくらいがベストじゃね?」と思う大きさの5~6倍の大きさで作成して、クロスシミュレーションの計算が終わってからスケール変換した方が簡単でした。(後述しますが、実際は15~20倍が良いみたい)
▲作成例(注:音が出ます)
先にアップした侍動画を外人さんにホメられて、調子に乗って音をつけました。
かなりカッコイイ動画が出来ましたが、お侍さんの動きを1/10まで遅くしたら肝心な所で腕が暴れまくりです(´Д`;)
配布するまでに直さなきゃ。。。
上記の大きさの花吹雪は、Poser内の実速度では暴れ過ぎでした。Vueで90fpsでレンダリング、編集ソフトで30fpsに落としてます。
Poser内で完結する場合は、作例のさらに3~4倍の大きさで花吹雪を作ってシミュレーション方が自然な動きになりそうです。
で、計算終了後お好みのスケールにリサイズして再生が良いでしょう。