昨日、無事QUMARION届きました\(^o^)/
忙しい日が続いていて、昨日は開封・セットアップは断念。
本日セットアップ完了。
▲QUMARION、思ったより大きめ。
週間ジャンプと比較するとチョットばかり背が高い。
インストール&セットアップ
以下、64bit Windows7でのセットアップ方法。
(恐らく他OSも似たようなモンだろう)
- QUMARIONパッケージにCDの付属なし。
- 専用のデバイスドライバなし。いきなりUSB接続してOK。
なんだか標準の入力デバイスとして認識された。
特殊なドライバは不要っぽい。 - 付属ソフトはネットでダウンロード。
CLIPでの会員登録・QUMARIONのユーザー登録が必要。 - 付属ソフトのインストールは管理者権限で行う必要があるらしい。
- ※私はAdministratorでログオンしなおしてインストールとライセンス認証を行った → 一般ユーザーでログオンしなおすと、再びライセンス認証が必要だった(^_^;
- ライセンス認証は利用するユーザーで行う。
CLIP STUDIO ACTION
私の場合、利用するのは多分このソフトだけ。
QUMARIONを入力デバイスとして、単フレーム/複数フレームでキャラクターのポーズアクションを作成・保存できる(QUMARION なしでマウスでポージングも可能)
▲クリックで拡大
以前、Poserでさんざん苦労して作成した野球のバッティングフォームがサクっと完成した。2~3分の試行錯誤でここまで出来るのは流石\(^o^)/
(キレイにアニメーションさせるにはちょっとコツが必要でまだ極められない)
- QUMARION、加速度センサー付いてる。
QUMARIONを傾けると、モニタ内のフィギュアも傾くよ(´∀`)ノ - STUDIO ACTIONのIK、腰の動きがパネエ。
- PoserのIKとオートバランスの良いトコ取りした感じの動き!
すごく自然な動きをするよ! - QUMARIONの接続をOFFにして、上記ポーズの状態で腰だけ回転させると、バッティング開始時動きそのまんまの腰の回転をしてくれる。
- 全部の動きをQUMARIONで付けるより、要所要所で手動で腰を回転させたほうが楽かも
- PoserのIKとオートバランスの良いトコ取りした感じの動き!
- アニメーション作成する時、加速度センサーが意外と邪魔。
さらにIKを有効に出来ないので、足元がフワフワしちゃう。
色々コツが必要ですなあ。
・「ここまではQUMARIONで」
・「ここからはSTUDIO ACTION内でマウスで手動で」
・「ここからはPoserで」
ってな感じで各ソフトの得意な部分を利用すれば効率上がりそう。
Poserとの連携
今の所、互換性のあるファイル形式はBVHのみ。
上記のQUMARION(STUDIO ACTION)のポーズデータを、[BVH-汎用形式]で書き出し
▲ほぼ狙い通りのポージングでPoserにデータが引き渡せました。
アニメーションするBVHも、STUDIO ACTIONで作成したほぼそのまんまがPoserに引き渡せます。大満足。
調整が必要な部分
▲女の子のフィギュアがベースだったため、横から見ると見事なプリっケツ。
Poser内で調整が必要。またはSTUDIO ACTIONでフィギュアの変更をする必要あり。付属ソフト「COORDINATE」の方で行うのかな?この辺はまだ未勉強。
あとSTUDIO ACTIONのBVHは[Chest]が二つ、[abdomen]なし。
BVHをPoserで開く前にテキストエディタでチョットだけ修正が必要。
QUMARION、この辺だけ注意
- 肩関節(鎖骨部分)が無い
- 肩をすくめるような動きは出来ない。
→上記野球ポーズも、肩が動かないため、QUMARIONだけで全部のモーションを作成するのは不可能かも。 - 肩を前後に動かすことも出来ない
→「腕を組む」というポーズも無理かも。(まだガンガンに試していないのでなんとも言えないけど)
- 肩をすくめるような動きは出来ない。
- 足首(かかと)部分の屈伸方向の関節も無い。
- ここが動かないのは超意外だった。
というか、意図的にこの関節を固定しているように感じる。 - 多分IKとの兼ね合いになるんだろうけど、もう少し使い込んで行くと、ここが固定されている意味が解るような気がしてきた。
- ここが動かないのは超意外だった。
- STUDIO ACTIONでポーズデータを保存→再び開くと、キーフレームが消えてる・・・?
アニメーション自体は消えていないけど、キーフレームが無くなってる。。。保存方法が悪いだけかもしれん。もう少し使い込んでみる。
その他
- 単フレームのポージングを行う場合は、ほとんど修練を積む必要なく、サクっと使いこなせそう。
- 個人的に苦手だった「カッコイイ」ポーズがサクッと作成出来るのにおどろいた
- アニメーション作成で利用する場合、(フィギュアの一部を固定させる為)に色々とコツが必要な感じ。
あとがき
あと、QUMARION6万9千円はやっぱチョット高い。
モトが取れるまで使いこなせるかな~とチョット心配が残る。
でもこーゆーデバイスを入手するのは長年の夢だった & 一昔前までは100~200万円するようなシロモノなので、入手したコト自体に後悔は無いです。
っちゅーか、嬉しいです(´∀`)ノ
2007年のブログ開設当初、人型入力デバイスとモーションキャプチャデバイスを手に入れるのが夢でした。夢はかなった・・・!
今の私には、当時のような時間も体力も無いけれど、こいつらをどう使いこなすか・どう楽しむか、ゆっくりと夢のその先を追って行こうと思います(´∀`)ノ