明日12月26日の朝10時まで、イーフロで「Shade ドリームハウス」がワイヤレスマウス同梱で50%OFFの4,000円で販売中です。
今朝、イーフロさんからこんなメールが届いてた
▲丁度マウスを1個ぶっ壊し予備マウスがなくなっていた事もあり、体験版で作動確認してから購入しました。約5000点の収録素材がお目当て。
体験版ドリームハウスを試用してみた所、エキスポートできるファイル形式は*.shdのみ。しかし*.shdファイルをVue10に取り込んでみると(ほぼ)問題なく取り込めました。Vue5~6 時代はshdファイルの取り込みに非常に難があったけど、ここ数年のバージョンアップでもの凄く改善されていたんですねえ。
体験版のサンプルをshd形式でエクスポート→Vue10で取り込み→レンダリング
体験版付属のサンプルは、外装部分が非常にショボいのだけど、内装部分に関してはかなり良い出来。とりあえず室内シーンを作成するには重宝しそう。
以下、shdファイルをVue10にインポートしてレンダリング。
▲キッチン部分。クリックで拡大
▲和室部分。クリックで拡大
タタミの目のテクスチャも、あるていどしっかりしています。
このクオリティで5000点の素材が入っていて、かつマウス1個付くならお買い得かなあ・・・といった感じで、思わずポチってしまいました。
Vueにインポートする際の問題点
多分、個人的な問題になるんだろうけど・・・- (元がShade素材の場合、往々にしてある事だけど)
反射率やハイライトの設定がVueで使うには大きすぎる値。調整が必要な場合が多い。 - (元がShade素材の場合、往々にしてある事だけど)
マテリアルの数が多すぎ。 - マテリアルが多いと、時々[Edit all material]で全部のマテリアルを一気に調整出来ないことがある。(何度か調整していると、そのうち反映される)
その他、気が付いた事
Vue5~Vue6時代は、マテリアルの数が50~100個を超えたり、オブジェクト数が50~100個を超えたあたりでVueのレンダリングが非常に重くなり、実用に耐えられなくなる事が非常に多かったのですが・・・
ドリームハウス体験版付属のサンプル(5万9千ポリゴン、261オブジェクト、131マテリアル)を読み込んでも、Vue10ではサクサク操作でき、レンダリングが重くなるような事もなかった。
Vueが改善されたのか、64bit OSを利用する事で改善されたのか?
良く解らないけど、今後はマテリアル数やオブジェクト数をあんまり気にせずにシーン作成しても大丈夫だな、って発見が出来たのも大きかった。
と言う事で
5~6年前に購入したobjデータ付きの「Shadeの森」のデータを引っ張り出して、久々にVueでレンダリングしてみた。
▲クリックで拡大
おお、サクっとレンダリングできた。
Vue5時代は、このデータを利用したい時は予めオブジェクトをまとめて、マテリアル数も極限まで減らして・・・とか、かなり難儀な前準備が必要だったけど、今後はお気軽に利用できそう。
完全にHDDの肥やしになっていたデータをバンバン活用できる事が発見できただけでも大きな収穫だったかも。
5時間後追記
イーフロ公式サイトからダウンロードできる「間取りデータ」も試してみました。
なかなか完成度は高いですが、どれもマテリアル総数500前後。これをVueで開いてGRレンダすると、相当重いですなぁ。。。
Vueでの利用を想定した場合、室内シーンを作る場合は1室のみ作成、屋外シーンを作成する場合は内装は可能な限り簡素にした方が良いかも。またはGI・GRは使わずに多灯照明でごまかした方が良いかも。
▲公式サイトでダウンロードできる[間取りデータ]をVueでGRレンダ
640x320 サイズでレンダリングに3~4分かかる(その多くが間接光計算)
▲点光源6灯を使った通常のレンダリング。
こちらは10数秒でレンダリング終了。GI・GR使わないなら実用的な速度でレンダリング可能だった。
(マテリアルの設定を変更していないので観葉植物も銀色にレンダリングされちゃっている。反射率の変更をすれば正しくレンダリング出来るが、マテリアルが500以上あるので面倒)
まあこの品質のデータがたっぷり入っていて4,000円ってのは、屋内日常シーンを良く作成する人にはお買い得だと思います。