あけましておめでとうございます。
お正月用に、Vue11で煙モクモクな絵を仕上げました。
元々は蛇の動きをシミュレートした動画を作るつもりでいたのですが、上手いことニョロニョロしてくれず、途中からパーティクルでモクモクな煙を作る方向へシフトチェンジ・・・・その末に出来上がった動画です(^_^;
サンプル動画:(ページ後半にパーティクルのサンプルあり)
コツを掴むのに時間がかかりましたが、慣れちゃうとこういう煙モクモクな動画がサクっと作れちゃうのは凄いですねえ。
ちなみに上記で利用している煙は「時間軸でだんだん透過になっていく設定」をオフにしています。なので煙や大気に凝っている割にはレンダリングも早いです。(逆に時間経過で煙が薄くなるよう設定すると、物凄いレンダリングに時間がかかる)
素材
動画に利用した蒸気機関車は、「かなり昔に銀狼さんが公開していたC62」をベースに、ポリゴン数を減らしたり、ちょっと変形させたり、Poser用のBoneを仕込んだり・・・・と色々改造したものです。(銀狼さんのC62は、現在は配布されていないみたい。)
ダウンロード: Vue11 モクモクな煙サンプル
果たしてVue11ユーザーがどれくらいいらっしゃるのか不明ですが・・・作成した煙パーティクルのファイルをアップしておきます。
- ダウンロード
smoke-sample-vue11.zip
- Vueファイル1個、パーティクルVOBファイル2個
- コツが掴めるまではこういう設定をするのは難しいと思うので、参考用にアップしました。
- オブジェクトの性質上、拡大縮小してもパーティクルは拡大縮小しません。
- 動画作成した場合、再生速度を1/2にすると良い感じの煙になります。
- ちなみに上記動画内の蒸気機関車は高さ2.1m、煙突の直径は30cmほどです。(寸法が違ってくると、煙の設定が大幅に違ってくる)
ちなみに:その1
- Vue11のパーティクルは、Vueのスプライン及びパスアニメーション、オブジェクトリンクとの相性が悪いです。
- タイムライン操作が破壊的に重くなったり、パーティクルがパスアニメーションやオブジェクトリンクに追従しなくなります。
- レンダリングが落ちやすくなります。
- 何度か作り込んで、挙動のクセを掴むしか無いです('Α`)
- Vue11のパーティクルとPoserのインポートアニメも相性が悪いです
- タイムライン操作が破壊的に重くなります。
サクっと作れるだろう、と思っていた従来の知識や小技と併用すると破壊的に重くなったり不安定になったり・・・上記動画のシーン調整は4~5日掛かっています(^_^;
ちなみに:その2
煙にリアリティを付けるには
▲ここの項目にチェックを入れると、煙のリアリティが格段に増すがレンダリング時間が破壊的に延びる。
そして煙が薄くなってしまい、今回のような煙モクモクなシーンに利用するにも不向き・・・。ケースバイケースで使い分ける。
レンダリング速度を上げる為には
▲クリックで拡大
煙パーティクルの質感設定で、cast shadowやrecieve shadow,アンチエイリアス、その他諸々の設定をOFFにしてやるとそれなりに早くなる。
最近のアップデートでパーティクル作成中にVueがクラッシュする事は殆どなくなりましたが、それでもパーティクルの挙動のクセを掴むのは難しいですねえ。。。
作成時苦労した所
「Poserデータのモーション +Vueのパーティクル」の組み合わせは相性が悪いらしく、シーン合成したらメッチャ重くなった。。。SeaGate さんが作成したSketchUp 用C62をベースにすれば良かったかも(^_^;